2020-02-25
なんだか最近、簡単にまいってしまう。簡単に疲れてぐったりしてしまう。
熱を出したり寝込んだりまでは全然いかないのだけど、頭痛がして全身がだるい。低気圧だろうか…
昔はこんなに弱くなかったはずなのに。気持ちの問題もあると思う。
きょうはたくさん抜かれた。
きちんとウォッチしていなかったわたしのミスだ。
抜かれてものすごいショックを受けるわけではないけれど、かといって次こそはやってやろう!とやる気が出るわけでもないのでつらい。仕事に対して、全般的にやる気が起きない。
ただ、こういう日が長くは続かないことを経験上知っている。ちょっと我慢して待ちさえすれば、やろう!と思える日も来るでしょう。
でも、そういう日も、というかむしろ、そういうやる気がある日というのはもっと、続かないことも分かってる。大変なこともあるけど、今の仕事が好きだと言えるようになりたいなと思うと、涙が出そうになる。
頑張りたいことなら頑張るし、つらくても前向きになるのだけど、まったく頑張りたくない場合は一体どうしたらよいのだろう。わたしが向かいたい方向はそっちじゃないのよ。
3連休では生活リズムを整えることができなかった。
今日もさっそく夜勤で、からだは意味が分からないことになっている。爪も落ち着かない。
新型肺炎はどこまでゆくんだろう。
ヨーロッパではイタリアで感染拡大しているらしく、ニュースを見ていたら、ミラノ大聖堂やスカラ座がうつった。いま読んでいる須賀敦子のコルシア書店で読んだばかりだったので、ちょっと驚いた。行ったことがなくても、想像できる場所、何か関連する物を思い描ける場所が増えるのはうれしいことだなあ。読書の力よ。
2020-02-24
なんでも経験と試行錯誤だなぁと思う。
ハンドでは初めてのジェルネイルに行った。フットはしたことあったのだけど、もともと爪が息ができないような気がして、ネイルはあまり好きじゃなかった。
それでも爪先が好きな色で彩られていると元気が出るとの、憧れの人のブログを読んでわたしも!と浮き足立って行ったのだった。
忙しくなることを見越して、つらくても爪先だけは楽しくいたいと思って。
ネイリストさんに希望を伝えることはほんとうに難しい。
イメージ画像は持って行ったのだけど、そこからわたしなりにアレンジを加えたかった部分がきちんと伝えられず、色も「薄くなりますよ」と言われて適当に選んだら濃かったりして、なんとも言い難い仕上がりに。
やり直したかったけど、塗ってしまったものは仕方ないと言われて諦める。ピンクがちょっと濃いのと、ピンクの部分だけベタ塗り感がある。あと少しピンクの指が少なければマシだったかなあ。
しかし、イメージが桜餅いろの朝焼け、ではネイリストさんも困ったと思う。これからもっとちゃんと伝えられるようにしよう。
ネットを見ていると、オフは爪に負担がかかるからすぐに外すのはやめたほうが良いと書いてある。お金と爪への負担をかけてでも、やり直すか悩むなあ。
おまけに昨晩は一睡もできなかったせいか、
今日はどこへ行くにもお財布を忘れてしまったのだった。
毛糸を買って講習まで受けたのに、ネイルしてもらったのに、お金を払えなかった
毛糸屋さんもネイル屋さんも、また今度でいいですよ〜とうるさいことは言わずにわたしを信用してくれたみたい。申し訳ないなあ。
早めに返しに行きます。
踏んだり蹴ったりの日もあるんだな。
どこにも寄れず食べたかったベトナム料理も食べられず。でも全て必要な失敗だったと思ってまた明日。
2020-02-23
家で過ごす時間を少しでも気持ちの良いものにしたくて、お花を買ってきた。
これで1200円。高いのかな、安いのかな。
物の値段について考えると不思議になってくる。1200円で、数日間楽しめるお花。古本なら何冊か買えるだろうし、一度買ってしまえば何度も読める。ちょっと高いランチ。ちょっとそこまでのタクシー代金。
何にお金を使うかをきちんと考えて、選んでいかないと。極端に我慢して節約するのではないけど、無駄遣いは避けたい。
おととい同僚に勧められたのでマネーフォワードを始めた。投資は分からないし勉強したくないから手を出さないけど、アプリで貯蓄額が一目で分かるのはうれしい。貯金のモチベーションがあがる。
突然あたえられた3連休は、誰にも会わずに好きなことをして過ごしている。
読書、刺繍、ランニング、そうじ、カフェ巡り、散歩。
はたからは寂しく見えるんだろうか。遠くにお出かけをしなくなって久しくて、せっかくの休みでも府外のどこかへ出て何かしようとはなかなか思わなくなってしまった。だから誘ってもらえるのは本当にありがたい。
本当は、自分から誘って、会いたい人に会いに行くべきなんだろうけど。東京に行ったら久々に先輩に会いたいなあ、それで一緒にお散歩して、古本屋巡りなんかしたい。
朝方は変な夢を見た。人を刺しまくる内容で、こういう類の夢はめったに見ないから、どうしたのかとちょっと不安になった。
おそらく正当防衛の範囲に入ると思うのだけど、また襲われたら怖い、どうしようという気持ちが強くて、相手が動かなくなるまでやたらめったら刺していた。その人は誰かよく分からなかった。
その直前には、ディズニーのパレードを見たり、ジェットコースターのようなものに乗ったりしていた。その警備には府警の刑事部員が当たっていた。謎い。
気持ちいい夢じゃないけど、見ているときは不思議と恐怖心はなくて、ずるずると目を覚ましたりまた夢に戻ったりを繰り返していたら10時半。
もったいなくてたまらないけど、朝早く起きる気が全然ないんだろう
大掃除をして、いらない靴下やストール類、元彼の古いパジャマなどを捨てた。なんの迷いもなかったな。こうしてちょっとずつ、遠くに行ってしまうんだなあ
明日を楽しみに、早く寝ようっと
2020−02−22
雨の休日。10時半まで寝坊して、用意して、前髪カット。
パーマ取れちゃってますねと残念そうに言われた。どうやったら長持ちするのか全然分からず、毎度もう無意味だからやめようと思うのに、気分転換にあててしまう。
そのあとは北山の雑貨屋さんに。想像を超える混雑っぷりで、身動きが取れないほどだった。店主さんがヨーロッパでの買い付けから戻って初めての土曜日だからだ。たった1人で対応されていて、本当に忙しそうだった。バックヤードもぐちゃぐちゃになっていて、お店やるのも大変なことだなあと思う。それでも彼女はわたしの憧れで、生まれ変われるんなら彼女になりたいと思っちゃうのだ。輸入品に貼られた商品取扱説明のシールには、きちんと輸入元として店名が印刷されていて、洋書の古本にもきちんとタグが挟まれていて、在庫があれば店頭に出ているものと交換してくださる。そういう小さなことを見るたびにいちいち、ちゃんとお店をされていると感動する。
お目当ては指輪とピアスと、おやつトレイと何かそそられるものがあれば本。
インスタで見てほしいなと思っていたヴィンテージのピアスが残っていてうれしかった。60、70年代のものはピアスは少ないそう。これは未使用品で衛生的にもきれいだとのこと。イヤリングは耳が痛いしすぐ無くすからピアスがほしかったのだけど、ピアスであるということを差し置いて、デザインもすごく気に入った。
そのほかに、レジ台で展開されていた蚤の市で見つけた指輪と、まえから可愛いなと思いつつ我慢していたエマ・アリントンのドット柄マグカップ、鳥さん柄の1人様おやつトレイを購入。あれだけ混んでいると、今を逃すとなくなっちゃう!という強迫観念に駆られて勢いでたくさん買ってしまった。本当は空いている日に来て、お話してみたかったんだけど。いつか今度、買ったものを持って行って改めて説明していただこうかしら。
その後は出町柳でコーヒー。
島田潤一郎さんの『古くてあたらしい仕事』を読む。読み進めるにつれて、とても大事な、心にグッとくる言葉がどんどん見つかる。
本を読むということは、現実逃避ではなく、身の回りのことを改めて考えるということだ。自分のよく知る人のことを考え、忘れていた人のことを思い出すということだ。世の中にはわからないことや不条理なことが多々あるけれど、そういうときは、ただただ、長い時間をかけて考えるしかない。思い出すしかない。
この世をふかく、ゆたかに生きたい。そんな望みをもつ人になりかわって、才覚に恵まれた人が鮮やかな文や鋭いことばを駆使して、ほんとうの現実を開示してみせる。それが文学のはたらきである。(略)文学は現実的なもの、強力な「実」の世界なのだ。文学を「虚」学とみるところに、大きなあやまりがある。化学、医学、経済学、法律学など、これまで実学と思われていたものが、実学として「あやしげな」ものになっていること、人間をくるわせるものになってきたことを思えば、文学の立場は見えてくるはずだ。ー荒川洋治『文芸時評という感想』四月社
最近になってやっと突然読み始めた本だけど、これからもっともっと読んでいきたい。現実逃避じゃなく、自分をゆたかにするものとして。
そのあとは事故で呼び出し。きょうはたまたまミナの緑のワンピースを着ていた。現場の写真を撮るだけだしいいやと思ってそのまま行ったら、署の取材も頼まれてしまった。わたしの好きな服だからうれしい一方、仕事で着ているとちょっと恥ずかしかった。
19時半まで働いて、大丸でお惣菜を買って帰宅。
帰りのタクシーはハズレ。
「これだけ中国人がいないと気持ちいいでしょう!」と話しかけられて、心底嫌な気持ちになってしまう。どうしてこうも平然と気軽にヘイトを撒き散らすんだろう。
わたしが中国人だったらどうするの?何か言い返してやりたかったけど、そんな元気も出ず、うつろな顔をして、へえとかはあとか適当な相槌をたまに打ちつつ、到着まで耐えた。
自分が差別される側に回ることを考える。コロナの件で、ヨーロッパで嫌な思いをしている日本人もいるみたい。例えばただ日本人だというだけで、ただどこどこの出身だというだけで、女だというだけで、自分の言動と関係なく差別されるのはどれだけつらいだろう。涙が出そうになった。
恐ろしいのが、中国に対してはみんな簡単にこういった差別意識を共有しうること。ふだんは何も言わないけれど、潜在的に下に見ているのか嫌っているのか、こういう事態が発生すると突如多くの人がヘイト意識を持っていることが垣間みえてしまう。
こう言っているわたしにも、もしかしたら何らかの差別意識があるかもしれない。それが無意識にでも露呈しないように、もししてしまった場合には、おかしいのでは?とちゃんと気がつけるようにしていたい。
2020−02−21
5時半に起きて、朝回りへ
写真は6時半ごろの伏見〜宇治あたり。今日の朝焼けは、薄いザラザラのフィルターを通して、でも遠くから強く太陽が照りつけるような、そんな感じ
昔は沼だったところを埋め立てた平地では、いつも何かの工場の煙が何本か立ち上っている
たった5分のおしゃべりのために、往復1時間半かけて眠い目をこすりながら向かう。こんなにアナログな働き方があるのかと可笑しくなりながら
朝の景色を見るとちょっとだけ元気が出る。ふだんは寝てるからね
来週あるかと思われていた山場がなくなることが判明した、きょう
早く終わってほしいのはやまやまなのだけど、いざ近づいてくると立ち向かうことが怖くて億劫で、ずれ込むことが分かった時はなぜかホッとした。半殺しが続くだけなのになあ
まだ終わったわけじゃないのに、夕方ふと感傷的になってこの1年を振り返った
昨年の今ごろ「警察官の人事異動を探ってこいと言われることに辟易する」とつぶやいていた
それが今年は、喜んでやっているから面白い。人は、経験してみないことは分からない、やってみれば考えも捉え方も変わるんだという当たり前のことを改めて考える
警察取材にどっぷり浸かった今年度
気づけば彼らの人事はわたしにとっても大きな関心事になっていて、がんばって日々情報収集をしている
嫌々だったけどキャップをやったことは、たぶん一生忘れられないし、大事な経験として、わたしの中に残るんだろうな
今のメンバーでできてよかった、課長があの人で次席がこの人で、、本当によかった
会社とたくさん喧嘩して取材先とも関係をこじらして、泣いたり怒ったり激しい1年だったけど、やってよかったな
良くも悪くも記者らしくなったというか
早く出て行きたくてたまらないくせに、担当が代わったら寂しくなっちゃいそうだ
「(取材相手)みんなのこと好きだよね」と同僚に言われた
「ちょっと嫌な人でもムカつくことがあっても、一緒に長い時間を過ごしているうちにみんな好きになっちゃうんだよね、なんかしらんけど」
これがもしかしたら、わたしの強みだ
感傷的になりつつも、山場が遠ざかったことでしっかり気が抜けたので夜はお休み
行きつけのトルコ料理屋さんでごはん。久しぶりにカワウソ3匹で行ったら
「ちゃんと全員できましたね。そろっていますね」とお茶目に笑ってくれたオーナーさん。愛くるしい
シェフとトルコ語で話したけれど、昔みたいに聞き取れなくなっていて落ち込んだ
明日からは、突如ふってわいた3連休
楽しみつつ勉強しよう