2020-02-29
しとしと雨の土曜日。先週も雨の土曜日に散歩したっけな。
昨晩は、いつものみんなでフットサルをした。当日になって何人か来られなくなって開催が危ぶまれ、たぶん人が集まるでしょと見切り発車したことを反省したりしたけれど
たった6人でもやってみたら楽しいものだな。4対2の鳥かごから、3対3のミニゲームをハーフコートで。
いつも来るメンバーは決まっている。やっぱり、やりたい人はやりたいのだ。やりたくない人やどうでもいい人は、来ないものだ。当たり前だけれど。もう少しハードルを下げられたら、練習の日も作ったらいいかな、と思うけれどなかなかに難しい。
といっても、みんなめちゃくちゃうまいわけではなく、日ごろの運動不足を解消しつつ楽しむためにやっている程度だから、気軽に来てもらえたらうれしい。わたしが担当を離れても呼んでもらえるとうれしい。
わうちゃんも行ってきた。何をされてもへこたれないけれど哀愁が漂う。
そう、それで24時くらいからなぜか大学生のようにトリキに行って飲んで食べてして、さすがにカラオケは断って帰ってきて、寝たのは3時過ぎ。
それで寝坊してしまってきょうは午後からの始動に。
2月中に読み切ると前から決めていたとおり、ギリギリになったけれど、富士日記の下巻を読み終わった。
武田泰淳が亡くなってしまうのがこの日記の終わりだと分かっていて、いつから体調が悪くなるのだろう、とソワソワしながら読み進めた。さいごはつらかった。こんな淡々とした文章で、涙が出るんだな。
人が亡くなるのはつらい。記されている最後の日々は、笑いに満ちた素敵なものだったけど、書かれていないつらいことがたくさんあっただろうし、一言そっと書き添えられている「私は一人でこうしていると、のどがつまってくる。」「来年も二人とも元気で山にきたい。」という百合子さんの切実な優しい気持ち。読んでいるとぐわーっと来る。
どう過ごしたって残された人はあとから後悔してやまないのだ。それでも元気に暮らしていくんだけど。